メンタルヘルス対策を行う際には、相手をかけがえのない存在として尊重すること、思いやりの心を持って接することが重要です。メンタル疾患に対する偏見や誤解はまだまだ根強いものがあります。けれど、これらの疾患は特別なものではありません。誰にでもなる可能性があるのです。
私が交流させていただいているドクターや臨床心理士といったメンタル疾患治療や研究に携わっておられる方々は、皆さん心から患者さんのことを思い、多忙を極める中、疾患に対する正しい知識と理解を持ってもらうため、日々精力的かつ献身的に活動をしていらっしゃいます。私も、「職場のメンタルヘルス対策」という事業を通じて、1人でも多くの方にメンタル疾患について知っていただき、その一助になりたいという思いを持っています。
「トラヴェシア(Travessia)」の由来は、ブラジル人歌手 ミルトン・ナシメントの楽曲のタイトルです。魂に訴えかけるような力と温かさのあるこの曲は、国境を越えて愛されており、英語圏でも多数のアーティストによってカヴァーされています。
英語でのタイトルは「Bridges」。
お客様はもちろん、関わらせて頂く全ての方々の「心と心をつなぐ架け橋になりたい」そんな思いを込めて名付けました。
私自身、大好きな曲でもあります。ぜひ一度、「Travessia」をお聴きいただければ、うれしく思います。