TRAVESSIA

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 これまで見てきたように説明する事柄は沢山ありますし、またややこしい内容も多くみられます。メンタル系疾患の場合、判断力も落ちていますから、なおさら理解することが難しいでしょう。また、口頭で説明するだけでは後に「言った・言わない」のトラブルに発展することも考えられます。

 このようなことを防止するため、まずはこれまで確認してきた事柄をもとに、説明資料となる「手引き」を作りましょう。最初は作るのが大変かもしれませんが、1度作ってしまえば後はまた他の人にも流用できます。

内容は大体、以下の点を盛り込んでおけば良いでしょう。
・療養中の連絡について。
  (1ヵ月に1度は電話または来社し、経過等について報告すること)
・自宅療養中の賃金・賞与についての説明。
  (有休の取得、欠勤・私傷病休職期間と賃金・賞与の額への影響など)
・自宅療養中の会社立替金の額と支払方法に関する説明。
  (健康保険料・厚生年金保険料・介護保険料<40歳以上>、住民税)
・傷病手当金受給申請の説明。
・私傷病休職の定義の説明。(休職・復職は会社が判断する)
・病気が治癒し、復職できる状態になったら、会社指定の復職診断書を医師に記入して
 もらい、復職希望1ヵ月前に会社に提出すること。
  (この時、会社から主治医宛に記入依頼の手紙を添える。その中には、当該従業員    
   の従事する通常の仕事の内容、難易度、考えられる負荷等の情報を記載しておく)
・会社が復職の判定に必要と判断した場合には、会社の指定する医療機関で受診をし
 てもらう場合があること。
・私傷病休職期間満了時になっても病気が治癒しない場合は、退職となること。

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