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★医師の復職診断書を確認しよう
 復職に際し、医師の復職診断書の提出を求める必要があることは先に述べました。そこに記載された内容をもとに、復職プログラムを組み立てていきましょう。
 復職の条件として異動の必要がある場合、本人の意思も確認した上で可能な範囲で行います。この時、キャリアコンサルティングを行い、改めて社員自身が何を大切にして仕事を行っていく
か、今後のキャリア設計を明確にすると無理をすることが少なくなり、スムーズに復職する一助
となるでしょう。

★段階的な復職の場合の処遇を決めておく
 実務では一度にフルタイムの出勤はなかなか難しいと思われます。そのため、段階的な復職といった形式を取らざるを得ません。この時、給与の額、賞与や退職金の算定をどうするのかあらかじめ規定し、本人とも合意を得ておく必要があるでしょう。

★必ず時間厳守で行う
 しっかりとした主治医の場合、最初は○○時間と段階的に指示してくれます。一般的には大体1ヵ月単位くらいで、徐々に時間数を増やしていくことになります。
 段階的な復職を行う場合、一番注意すべきことは、かならずその時間を順守させる(残業は原則許可しない)ことです。
 復職後リズムに乗り出すと、どうしてもつい指定された時間よりも仕事をしたくなります。それを阻止し、会社との約束だから守ってくださいときつく言い渡すことも時には必要です。
 帰りには短時間の面談を実施し、今日1日どう過ごしたかをヒアリングしておきましょう。これを実施することで毎日の状態が分かりますし、時間を守らざるを得なくなります。

★揺り戻しにも慌てずに、連携をとって対応を
 復職後においても、定期的にほぼ必ず揺り戻しが来るものです。そんな場合でも担当者は慌てず、本人に無理させないように対応することが大切です。そのためにも、当該従業員の家族や主治医・産業医と日頃から密に連絡が取れるようにしておくようにしましょう。

★フルタイム勤務ができるようになっても、ケアは続ける
 段階的な復職を経て、とうとうフルタイム勤務ができるようになりました。それでも、しばらくは時間外労働を行うことは難しいでしょう。
 この頃になると本人も周囲も慣れてしまい、つい時間をオーバーしてしまいがちです。このように調子が良くなったときこそ肝心と心得、時間厳守を徹底するようにしましょう。

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