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★「気分障害」という病気の一種です。

うつ病は「気分障害」という病気の一種です。

 明確な原因は不明であるものの、脳内の神経伝達物質のバランスの異常が関与していると考えられています。そういった意味では内科的な病気とあまり変わらず、一種の身体的な病気ともいえます。
 もちろん「やる気や気合い・根性が足りない」といった根性論、「気の持ちよう」といった精神論、「気が弱い人がなる」といった性格論などは、あてはまりません。

★医学的治療で治すことができます

うつ病は、医学的治療で治すことができる病気です。

 ただし、数週間といった短期間に治るわけではありません。少しずつ精神的な苦痛は減っていきますが、通常3ヶ月程度を要し、時には6か月以上に及ぶこともありえます。
 また、病状の回復は一気に右肩上がりというわけではなく、治療中に一進一退することがあります。治療途中で悪化するようなことがあっても悲観せず、十分休養を取りながら根気強く治療を続けることが大切です。

★主な症状とは

うつ病にみられる主な症状は、以下の3つに分類することができます

・気分の低下 : もの悲しい、落ち着かない、気分が沈む、劣等感に悩む、不安感やイライラが出る、絶望的になる、憂鬱になる、自分を責める、自殺したくなる

・意欲の低下 : 何事にも意欲が沸かない、興味が出ない、喜びが感じられない、考えがまとまらない、決断ができなくなる、集中できない、動きが鈍くなる、内に閉じこもる

・生命力の低下 : 睡眠障害(寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める、早朝に目が覚める)、疲れやすい、体重が減る

★身体の不調の方が目立つ「仮面うつ病」
 気分の落ち込みはうつ病の症状の1つにすぎず、そのほか様々な身体の不調も伴います。本当はうつ病なのに、身体の症状のほうが目立つために「うつ病」が見逃され、身体の病気と間違われやすいものを「仮面うつ病」といいます

主な症状としては、以下のものが挙げられます。

・だるさ、不眠または過眠、食欲低下または過食、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい、動機、息切れ、呼吸困難、吐き気、嘔吐、関節の痛み、しびれ、下痢、便秘、頻尿、性欲減退、体重減少または増加、…など


 身体に出る症状は比較的本人も自覚しやすいので、ついそちらに気をとられることがあります。そのため、内科や婦人科を受診し問題ないと言われてそのまま放置してしまい、うつ病が見過ごされてしまうこともあるのです。
 うつ病は早期発見・早期治療により、予後が良くなる病気です。もし身体的に異常がないにも関わらず身体の不調が続く場合、心の専門医に一度診てもらうほうが良いでしょう。


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