TRAVESSIA

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★身体の病気が誘因となる場合
 うつ病は、様々な身体の病気と関連していることが知られています。それは、身体と心が相互に関係しているからです。身体の病気で体調が悪いと気分も落ち込みます。また、その病気に対する不安やイライラが募り、うつ病を引き起こしやすくなるのです。
 特に、命にかかわる癌や心筋梗塞などの病気にかかったときや、脳血管障害で手足のマヒなどの障害が残ったときなどは、そのショックも大きくなりますので注意が必要です。
 また、脳腫瘍や脳血管障害などの脳器質性疾患や、甲状腺機能低下症・副甲状腺機能亢進症などは、症状の一つとしてうつ病を発症することが知られています。

 一方で、うつ病が身体の病気の回復の遅れや悪化を引き起こすこともあります。うつ病になると病気を治そうという意欲が低下し、服薬やリハビリテーションといった一貫した治療ができなくなるからです。そのため、身体の病気とうつ病の治療を並行して行うことが大切です。

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★薬が誘因となる場合
 身体の病気の治療目的で服用している薬には、うつ病の症状である「抑うつ」を引き起こしやすいものがあります。このように薬が原因となるうつ病は「物質(薬剤)誘発性うつ病」と呼ばれています。原因となる薬は様々ですが、中でも、ウイルス性肝炎の治療などに使われるインターフェロンや、様々な身体疾患の治療の切り札となるステロイド薬が、特に引き起こしやすいと言われています。
 薬が原因で引き起こされているため、その原因となっている薬の種類を変えるだけで、うつ病が改善することがあります。

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